エンジニアとパパ育児

都内でエンジニアをしています。妻子あり。主に育児について書いていきます。

1歳半の子どもの好きなドリンク

ウチの息子は今は大体1歳半くらいで、既に卒乳は済ませており今は色々なドリンクを飲んでいる。

今のところ「嫌いなドリンク」はないが、「好きなドリンク」は存在する。

今回は息子が好きなドリンクを紹介したい。

 

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ピジョン ぷちグルト

乳酸菌の入ったヨーグルト味のドリンクで、息子が一番好きなドリンクがこれである。

見事に一気飲みをする。

 

 

ピジョン すっきりアクア

 ポカリスエットのような水分補給におすすめのドリンク。糖分70%オフなのも嬉しい。

熱が出たときはこれで水分補給をさせている。

また、夜泣きをして泣き止まないときに、ほ乳瓶でこれを飲ませると落ち着くことが多かった。糖分があるのであまり良くはないとは思うが。。

夜泣きの時にお茶を飲ませようとしても飲んでくれないが、これは飲んでくれるのは謎である。

 

 

コープ ミックスキャロット

コープの宅配で扱っている、砂糖不使用の野菜ジュース。人参が60%も入っているが、特に野菜感は感じないようでゴクゴク飲んでくれる。

保育園から帰ってくるとお腹がすいていて不機嫌なのだが、これをあげると機嫌を直してくれる。他のドリンクに比べ濃厚なので、腹に入ったという感じもあるのだろう。

 

ただ、果物の甘さとはいえ糖分が気になるので、毎日ではなく2日に1回くらいの頻度で与えている。

 

fearnotproject.com

 

 

 

それ以外の基本

それ以外としては、基本の水分補給や食事の時には緑茶や麦茶をあげている。

浄水器を通した水道水ももちろん飲めるが、家だとあまりあげていない。外食事は子供用コップでもらえる水は普通に飲んでくれる。

伊藤園 おーいお茶 こども緑茶 紙パック (125ml×3本)×12個

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  • 発売日: 2016/10/17
  • メディア: 食品&飲料
 

 

 

 

 

1歳半の子どものヘアカットをしてくれる美容院を探し中

もうすぐ1歳半になる息子だが、半年くらい前に赤ちゃん筆をつくるために美容院でカットをしてもらった。

カットの所要時間は10分くらいだったと思う。3,000円くらいでカットをしてもらえた。ちょっと襟足が左右対称になっていないのが気にはなった。

赤ちゃん筆の出来には満足した。写真を入れられる額に入ったタイプで2万円くらいだったと思う。本棚に飾ってあるがいつ見ても可愛い。

 

koubundo.info

 

それ以降は家で前髪だけは自分たちで1回切ったのだが、そろそろ全体的に切りたいと思い始めてきた。

前髪が長くなってきたので、休みの日はオーガニックのワックスを付けて、前髪を斜めに流すようにして持たせている。平日の保育園の時は付けていない。

 

ザ・プロダクト ヘアワックス 42g

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  • 発売日: 2018/01/23
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

 

子ども専用美容室というものがあるが、どの店舗も繁華街にあるため、コロナの感染者がまだまだ多いこのタイミングではまだ避けたいという思いがある。

 

www.zussokids.com

 

www.chokkins.com

 

 

試しに私がいつも行っている美容院でカットが出来るか聞いてみたら、受け付けていないと言われた。キッズルームがあるし行けるかと少し期待したんだが、ダメだった。まあこれが多くの店の普通の対応なのだとは思うので、別に落胆はしていない。

 

そこで、近所で行ける美容院がないか探してみることにした。赤ちゃん筆を作ったところでも悪くはないのだが、せっかくだし色々な美容院に行ってみたいと思った。

ホットペッパービューティーで自分の近所のエリアを選択し、「1歳」や「赤ちゃん」をキーワードに入れて検索。これで結構ヒットする。

 

行きやすいエリアで何店舗か見つけたので、あとは妻と相談をして決めたいと思う。

 

 

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いっさいはん、という本が面白い

3歳の娘がいる友人から、「いっさいはん」という本が面白いとすすめられた。

1歳半くらいの子どもの食事やお風呂などの行動を絵本にしたものだそう。

友人は「ウチの娘もこれにめちゃめちゃ当てはまった」と言っていた。

 

今私の息子がちょうど1歳半くらいになる。購入して妻と一緒に読んでみた。

 

いっさいはん

いっさいはん

  • 作者:minchi
  • 発売日: 2016/11/26
  • メディア: 単行本
 

 

感想

この本、、、、とても面白い!

 

ウチの子どもにも当てはまる行動がとても多い。というか、多くの子どもがそうだと思う。

 

例えば、「パパとママの間で寝ていたはずなのに、朝起きるとはじっこに移動している」というものがあるが、ウチはいつもそうなる。寒いこの時期になぜか窓側に移動する。

「顔の上に足を乗り上げてくる」というのもよくある。

 

「自分では、ちらかしたおもちゃを踏まない」というのもその通り。注意して歩いている感じはないのに、本当に全然踏まない。いつも親が踏んで痛い思いをしている。

 

すごく笑わせてもらった本だった。

ウィルス飛沫99%以上カットのマスク「Suriv」を試してみた

「布やウレタン製のマスクにはウィルス防止効果が低い」という情報が紹介され、不織布マスクに人気が集まっているという。

今回、不織布よりもウィルス防止効果が高いと言われている「Suriv」 というマスクを購入してみた。

 

suriv.jp

 

Surivは細菌、ウィルス、微小粒子全てを99.6%以上防ぐ効果がある。

これは、不織布のマスクを遙かに上回り、米国労働安全衛生研究所(NIOSH)のN95規格で認証された「N95マスク」を超える数値になる。

 

購入

Amazonでは購入できないようで、公式サイトから直接購入をした。

3枚セットで1,350円。別途送料が500円くらいかかったと思う。Amazon Payで支払いは出来る。

思う、と書いているのは今は全サイズ完売しているようで、購入を試みることが出来なかったからだ。

サイズ展開はXS, S, Mの3種類。私は一般体型である170センチ前後の男なので、Mサイズを注文してみた。

 

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装着してみて

付け心地としては肌触りはとても良く、耳のひも部分もとても柔らかく感じた。呼吸もしやすい。

サイズ感はジャストフィットという感じで、耳にゆとりはない。洗濯して縮んだ場合に小さく感じる不安はあった。

使用後に洗ってみたら、やはり少し縮んでちょっときついかなと思うくらいにはなった。まあそれでもそれほど気にはならずに使うことは出来ている。

 

ネットでもサイズに対する不満はあるようだ。Lサイズがあればよかった。

 

  

他の子にパパと言われる喜び

0歳児クラスに通う息子の保育園の送りは、毎日私が行っている。

自分の子どもも可愛いが、クラスの他の子もとても可愛い。

月齢で言うと息子は他の子に比べちょうど真ん中くらいの順番に当たる。そのため、「あと数ヶ月でこういうことが出来るようになるのか」とか「数ヶ月前はこうだったなぁ」などと両方の思いを巡らせることが出来る事がとても楽しい。

 

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そのため、引き出しに入っている服やオムツの在庫チェックをする振りをしながら、少しだけ子ども達を眺めていたりする。

 

最近の嬉しいこと

最近嬉しいことが増えた。クラスの他の子ども達が私を見ると「パパー」と言うようになったのだ。

自分のパパでないことはもちろん分かっていると思うが、きっと男女の区別が出来ているのだろう。迎えに行く妻に聞いたところ、他の子は「ママー」と言ってくれるらしい。

「バイバイ」と言うとバイバイを返してくれるようにもなった。

 

私の息子はまだママもパパも言えずバイバイも出来ないので、他のお父さんお母さんを喜ばせることは出来ていないと思う。

 

もっとサービス精神旺盛になってくれることを期待したい。

 

育児本としてこれを参考にしているが、1歳半になると2語文が言える子もいるらしい。

すごすぎる。もうすぐ息子は1歳半になるが、2語文を言う姿が全然想像できない。

最新版らくらくあんしん育児 (よくわかる)

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  • 発売日: 2017/02/28
  • メディア: 単行本
 

 

子どもの鼻水には「CHIBOJI」という吸引器がおすすめ

先日、1歳の子どもの鼻水についての記事を書いた。この中で家庭用の吸引器を2つ紹介している。

 

moutei.hatenablog.com

 

その中で紹介しているメルシーポットは吸引力が強いのは素晴らしいが、電動なので音が大きく子どもがびっくりしてしまう。そのため、食事中や就寝時に使うには向いていない。敏感な子どもなら、音を聞いただけで拒否反応を示して泣いてしまう場合もあると思う。

 

 

他に何かいい製品はないかと思い調べていると、CHIBOJIという台湾製の吸引器を見つけた。電気を使わずポンプのようにレバーを引き上げて吸い込む仕組みになっているので、音は全くしない。Amazonのレビューを見ても星4.5と評価がとても高い。CHIBOJIの特徴について紹介したいと思う。

 

 

CHIBOJIのいいところ

吸引力

吸引力はレバーを引くスピードで調整が出来る。早く引くと強くなり、ゆっくり引けば弱くなる。子どもの反応を見ながら調整をしていくといい。普通の速度で使っていても、粘性のある黄色い鼻水も楽々吸ってくれるだけの十分な吸引力はある。

 

無音

先ほども書いたように電動ではないので音がしない。寝ている状態の子どもを起こすことなく吸引することが出来る。音を聞いただけで泣いてしまう子どもにもおすすめ出来る。

 

携帯性

500ミリのペットボトルより少し小さいくらいのサイズで200グラムと軽量なため、携帯性に優れている。外出に持って行くのも手間ではない。コンセントも不要なので、どこでも使用が出来る。

 

お手入れが簡単

お手入れとしては、鼻に直接当てる先端のプラスチックのカプセル部分だけを水洗いすれば良い。カプセル部分はチューブからは簡単に取り外せる。これだけなので、お手入れがとても簡単である。

チューブや本体には鼻水が入りづらい構造になっている。しばらく使っているが、一度もこれらの中が汚れたことはない。もし入ってしまったら、こちらも洗えば良い。

 

値段が安い

4千円程度でAmazonで購入が出来る。「試しに使ってみるか」、というくらいの軽い気持ちで購入が可能。

 

このように良いことずくめのCHIBOJIを是非おすすめしたい。 

 

 

「みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史」を読んで

みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史」という本を読んでみた。

私はwebエンジニアなので、銀行のシステム開発については全く知識が無い。
COBOLを使っているという事、自社開発ではなく元請け、一次請け、2次請け、という「多重下請け構造」で開発をしていること、というイメージくらいしかない。
 
本書は3部構成になっている。
まず、2011年6月に開始して、2019年7月に完成した新しい勘定系システム「MINORI」について。
次に、2011年の東日本大震災義援金振り込みにより発生した大規模障害について。
最後は、2002年の3銀行統合の際のシステム移行で発生した大規模障害についてだ。

 

 

MINORIは35万人月、4,000億円という日本の歴史に残る大規模プロジェクトになる。
私は自社開発のweb企業で働いているが、web企業では10数人月もあれば中々の大規模プロジェクトになる。そこから考えると全く想像がつかないスケールだ。
 
MINORIはリリースまでに、公表したスケジュールを何度か延期している。それにより、IT業界関係者の間では「IT業界のサクラダファミリアと言われていた」、と書かれていたのには笑ってしまった。
 

SOAの採用

MINORIは「SOA(サービス指向アーキテクチャー)」を採用している。
 
近年web界隈ではマイクロサービスアーキテクチャーが注目されているので、若い人の場合、こちらの方を聞いたことがあるという人の方が多いと思う。
 
モノリシックな一枚板の大規模システムではなく、機能をサービス単位に分割して疎結合にし、開発やテスト、デプロイを加速させる手法になる。
 
SOAとマイクロサービスアーキテクチャーの比較については以下のサイトが分かりやすいが、基本的に同じようなものと思ってもらって良い。
 
 
ちなみにマイクロサービスパターンいう本を読んだことがある。5千円するのでまあまあ高いが、内容は濃く読む価値のある良書だと思う。
 
 
MINORIに話を戻そう。
 
みずほフィナンシャルグループは2020年度中に「APIゲートウェイ」を構築する方針と書かれている。
 
APIゲートウェイは他サービスからのAPIリクエストを受ける部分で、複数のAPIの情報を合成して結果を返すAPI合成、認証、流量制御などを行うものになる。
 
API利用側で行うべきタスクをゲートウェイで代替してくれることで、利用側はAPIを利用しやすくなる。
また、SOAにしたことで外部と接続がしやすくなり、事業展開の可能性を広げることにも繋がっている。今後、FinTech事業者と連携をしていくらしい。
 
こういう内容を見て、レガシーな印象があった銀行のシステムについて少し見方が変わった。
 

要件定義

要件定義について「ユーザー部門主体で要件定義をやり直した」ところが素晴らしい。
 
方法として、JBCCの上流工程支援ツール「Xupper」というものを使った。
 
 
本来エンジニアが設計に使うツールだが、それをユーザー部門に使わせたという。
旧システムの要件や現状の業務フローを踏襲する「AS IS」の考え方でこのツールを使うと、行き詰まるようになっているらしい。
これにより「AS IS」の要件定義を全面的に禁止することが出来る。
 
これはCIOの判断だという。
 
 

属人性の排除

超高速開発ツール」を採用し、生のコードを書かせないようにした。これによりコーディングレベルの統制や、工数の削減が出来るらしい。ローコードの一種なのだろうか。
 
例えば、富士通の「Interdevelop Designer」の場合、業務ルールや数式を日本語で記述すると、コードとテストコードを自動作成してくれるそう。
  
私はこういったツールは使ったことはないが少し興味がある。
 
 

昔に発生した大規模障害

 
2011年の東日本大震災と、2002年の合併の際に発生した大規模障害の部分は、webエンジニアにとってはあまり縁が無い話かも知れない。
 
経営陣が「経営における最優先事項はITである」と言っておきながらCIOやCTOを設けなかったり、障害発生時の適切な指示系統が出来ていなかったことが障害の根本的な原因だと、著者は指摘している。私もその通りだと思う。
 
銀行はビジネスが先にあり技術は後から生まれたが、webは技術があったからビジネスが生まれた、という点が異なる。
 
そのため、web企業の場合は銀行で起こったような事象は発生しづらい。
 
今後色々な業界がITを経営の最優先事項として実践していく未来が出来ることは、エンジニアにとって嬉しいことだとは思う。
 

その他

どんな読者をターゲットにした本なのか、よく分からない部分はある。

経営者に向けての「ITを軽視するな」という警鐘としては弱いし、そもそもビジネス書にはカテゴライズされないため、彼らの目にとまること自体も少ないかも知れない。

本書において、みずほの経営陣ははっきりと自分たちのIT軽視が失敗だったとは認めていなく、企業体勢を改善出来た過程についても詳細には書かれていない。

ここが具体的に書かれているのであれば、DXを推進するCDO(最高データ責任者)などに向けて内容にはなったと思う。

 

また、エンジニアが知識を得る目的としてはやはり具体性に欠ける。

MINORIの開発や大規模障害について、現場のエンジニアの声は具体的に書かれていない。特に障害対応については、現場の鬼気迫る臨場感が全く伝わってこないのが残念だ。

 

また、IT業界の多重下請け構造の闇を描いた本でもない。

paiza.hatenablog.com

 

なので、どんな人におすすめ出来るのかという判断が難しい本ではある。