子どもが1歳を過ぎ10月の肌寒い季節になってから、鼻水が出るようになった。
通っている保育園の担任の先生に聞いたところ、秋から冬の時期は、クラスの誰かしらが常に鼻水が出る状態だったりするらしい。確かに他の子も鼻水が出ている。
保育園はみんなで病気を移しあって強くなるというのは、聞いたことがある。
「まあ熱はないし元気だし、放っておいたらそのうち治るかなぁ」と甘い考えでいたのだが、保育士さんから「鼻水を放っておくと中耳炎になることもあるので、耳鼻科に行ったほうがいいですよ」と言われ驚いてしまった。
その先生はご自身も子どもがいて、中耳炎になったことがあるとのこと。
即、行くことを決めた。
初めての耳鼻科
耳鼻科の先生に「数日間鼻水が出続けています」と伝えたところ、「まずは耳を見ますね」と言われた。
そして「おっきい耳垢がありますね」と言われた。
ピンセットが大きくなったような器具で取ってくれたのだが、大人が見ても本当に大きくてびっくりした。少し茶色っぽくなっている3ミリくらいの塊だった。
確かに生まれて1年ちょい、綿棒で耳の入り口周りを掃除するだけで、中は怖くて出来なかった。これだけでも耳鼻科に来て良かったと思ってしまった。
そして、、本当に中耳炎になっていた。
もっと早く連れてきてあげれば良かったと後悔した。そして教えてくれた担任の先生に感謝をした。
耳を見た後は、電動の器具で鼻水を吸引してもらった。これが出ること出ること、黄色い粘性のある鼻水が、どばどばチューブを流れていくのが見える。
こどもは大泣きしていた。
今までは家庭でコンビのハンディの電動鼻吸い器で吸っていたが、それとは比べものにならない量が出た。
そして、飲み薬を処方された。子どもの飲み薬をもらうのは初めてだ。どうやって飲ませるんだろう、と思い薬剤師さんに聞いてみると、「ヨーグルトに混ぜるのが良い」と言われた。
幸い我が家には、世間のほとんどの赤ちゃんの大好物であろうベビーダノンが常備してある。
これに混ぜることで、嫌がることもなく無事飲ませることに成功した。
ダノンを初めて食べたときの反応は、まさにこの動画と同じだった。
家庭の鼻吸い器の改善
耳鼻科の吸引を見てから、家にあるハンディの鼻吸い器がパワー不足であると感じてしまった。
会社の先輩パパに相談したところ、おすすめされたのがメルシーポットというもの。
医療用となっているが、気にせず使っているとのこと。
私もその人と同じく医療従事者ではないが、自己責任で購入してみた。 1万円くらいしたが、子どものためを思えば安い買い物だ。
スイッチを入れてみると、なかなかの電動音がする。自分の手を吸わせてみると、ハンディとは比べものにならない吸い付きが分かる。
強すぎて危険ということはなさそうなので、子どもに使ってみることにした。
耳鼻科の吸引まではいかないが、ハンディとは比べものにならないくらい本当に良く吸える。これは本当に買って良かった!
なお、こちらの記事では別の吸引器を紹介している。
治るまで
初めて耳鼻科に行った翌日から、毎日保育園に登園する前にこどもを耳鼻科に連れて行って吸引をしてもらった。
私はテレワークで勤務時間は自由なので、仕事には全く支障は無い。ちなみに私の1日はこんな感じだ。
メルシーポットもいいが、やはり病院の器具だと見ていて気持ちいいくらいに大量に吸ってもらえる。
通っている耳鼻科は、ネットで当日の朝8時から予約が出来る。8時ちょっと前からスマホでページを開いてスタンバイをし、8時になると同時に予約ボタンを押す。
これで大抵1番か2番目に予約が出来る。そして9時のオープンに合わせて耳鼻科に行く。
中耳炎は数日で治ったが、結局鼻水が中々治らず1ヶ月くらいは通い続けた。
鼻水のための飲み薬はもらって飲み続けた。