テックキャンプ卒業生の末路、というアニメが面白い
YouTubeで「テックキャンプ卒業生の末路」というアニメ動画を見つけた。
プログラミング未経験の派遣社員が、YouTube広告で知った「転職成功率99%、平均年収約150万円アップのプログラミングスクール」に通いエンジニアを目指すという話で、3つの動画で完結している。
これがクオリティが高くてとても面白い。再生回数が2021年2月20日時点だと、2,000回程度だが、今後大きく伸びそうな動画だと思う。
動画の説明文にはこのように書かれている。
この話は実話を元にしたフィクションです。
「未経験からプロ(笑)のエンジニアへ!」(なれるとは言ってない)
そんなプログラミングスクールの実態を解説します。
自己紹介
自分の自己紹介としてはこんなところになる。
- エンジニアが100名以上いる自社開発web企業の、リーダークラスのエンジニア。
- エンジニア歴は10年以上。
- 採用面接官も担当。
この立場で動画を見た感想を書く。
動画の内容
受講生と講師とのやりとりが、とにかく笑える。
あくまで、実話も元にしたフィクション、と書かれていることは断っておく。
いくつか紹介したい。
受講生「なんでMacBookが必要なんですか?プログラミング学習ならWindowsでもいいって聞いたんですけど」
スクール担当者「なんかマックの方が勉強しやすいらしいですよ」
受講生「ここでエラーになるんですよね。どこが悪いんでしょうか?」
講師「テキスト通りにやっていないんだと思いますよ。ちゃんとやればエラー出ないはずなので」
もちろん私はテックキャンプに通ったことがないので本当のところは分からないが、講師の求人に「開発スキル不問」とあったりするので、こういうやりとりも想像が出来て笑ってしまう。
色々と闇が深いw
— ブシトラ🐯エンジニア (@busitora2) 2019年7月20日
「プログラミングメンター募集!未経験歓迎!」
というパワーワード。
分かりやすく筋トレで例えるなら、マッチョじゃない人に筋トレ教わっても説得力ないんだよなあ😂https://t.co/6w2nh0WGVb
講師は現場経験もない卒業生という話も聞くし、講師のほとんどが学生と書いているサイトもある。
動画一覧
第1話
第2話
第3話