- 遭遇したヒヤリハット事例
- 熱い汁物は頼まない
- トレイを持つときも子供の手は離さない
- 水は持参する
- 子供用のスプーン、フォークや割り箸を持参する
- 席は通路側ではなく内側を確保する
- 返却時にも注意
- うれしい心遣い
以前、セルフうどん店に親1人子1人で来店した親子が親の過失で子供にやけどを負わせてしまったニュースについて記事を書いた。
私はセルフ式うどん店に小さい子連れで行く行為は危険度が高いと思っている。
とはいえ子供がうどんが大好きだ。
遭遇したヒヤリハット事例
先日フードコートに行った際、父親と3,4歳くらいの娘連れの親子を見た。母親はいなかった。
父親が購入を終えてトレイを持ち、トレイには熱いうどんや天ぷら、そして子供用の取り分け用お椀が乗っていた。子供は父親の後ろをついて歩いていた。
父親はトレイをテーブルに置き子供を席に座らせた。この後が問題なのだ。
なんと父親は熱いうどんと娘を残して、一人で給水コーナーに向かって行ったのだ。
危険すぎて気になって見てしまった。幸い娘は父親が戻ってくるまでおとなしく座っていて事なきを得たが、子供がうどんに手を出してしまったら危険だと思いヒヤヒヤした。
子供は予想外の行動を起こすものだ。
ここではやけどや他の危険性を回避しながら安全にフードコートで食事をするための方法を紹介したい。
熱い汁物は頼まない
これはもう基本中の基本と言ってもいい。親の料理も子供の料理も、うどんなどの熱い汁物は絶対に頼まない。
うどんが食べたいなら冷たいうどんを頼む。
私は子供と2人でフードコートのうどん店に行った際は、子供の分として冷たいうどん小と唐揚げを、私の分はおにぎり2個と唐揚げを購入している。
私の分はうどんは頼まない。トレイが重くなり運搬時のリスクが上がるからだ。
冷たいものだとしても落としてしまったら子供がけがをするリスクはある。
トレイを持つときも子供の手は離さない
親が両手でトレイを持ってしまうと子供と手をつないであげることが出来なくなってしまい、危険が生まれる。
私は子供とトレイを2人で持つようにしている。
子供にトレイの左側を持ってもらい、その手を包むように私の左手を添えてトレイを支える。
これなら子供の手を握りながら両手でしっかりとトレイを持つことが達成できる。
水は持参する
私はペットボトルの水を持って行くようにしている。
これがあれば給水コーナーに行く必要がなく、子供を1人残して離席するリスクを避けることが出来る。
フードコートには大抵飲食物の持ち込みお断りの記載があるが、別に気にしない。
私の物差しでは、こういう背景における水の持ち込みはセーフと考える。
子供用のスプーン、フォークや割り箸を持参する
フードコートでは店側が子供用のスプーンやフォークは用意している。
ただ、子供はうっかり床に落としてしまうことも多い。
親が箸を落としてしまうことだってあり得る。
そうなった不慮の事態になると、子供を残して離席してしまう危険性が生まれる。
落としてもいいように予備としてスプーンやフォーク、割り箸を持参する。
席は通路側ではなく内側を確保する
通路側だと子供が席をうっかり立ってしまった場合に、通路を歩く他の客にぶつかるリスクがある。
通路側ではなく内側に座るようにする。
返却時にも注意
無事に食事を終えても、トレイを返却し終わるまでは気を抜かないこと。
子供を席に残して親だけでトレイを返却するのではなく、子供を連れ立って返却を行う。
これらのことに気をつけて、子供と安全に楽しく食事を楽しんでもらいたい。
うれしい心遣い
先日妻と子の3人でフードコートに行った際、妻と子をテーブルに残し私はカツ丼を注文したのだが、丼の下に滑り止めが敷いてあった。
100均で打っている格子状になったゴム状のもの、と言ったら伝わるだろうか。
その心遣いにうれしくなってしまった。他の店にも是非導入してもらいたいと思う。