エンジニアとパパ育児

都内でエンジニアをしています。妻子あり。主に育児について書いていきます。

東京23区の保活

子供を保育園に入れるための活動を「保活」と言う。

昨年末に保活を行い、今年の4月に、無事0歳児の子供を認可保育園に入れることが出来た。

区の名前は伏せるが、私が住んでいる区は待機児童の割合(数ではなく割合)で言うと、23区の中では中の上くらいに当たる。

 

子供が出来る前はそういう数値をぼんやり見ていて、子供が出来たらもっと入りやすい区への引っ越しも考えた方がいいかもしれないとか、すんなり入れなくて妻が育休を延長しないといけない可能性があるかもしれない、などと考えてはいた。

でも、子供が出来てから保育園について色々調べてみると、そんなに深刻ではないことが分かったし、案の定楽々入園することが出来た。

 

「楽々」と書いたのは、10番目くらいまで書いた希望の園の中で、2番目に書いた園に入園できたからだ。

1番目に書いた園は、昨年度のボーダーラインとなる点数が私の家庭の点数よりも高い所で、「落ちて当然、受かったら奇跡」くらいに考えていたところだ。

 

保育園の入園の仕組み

保育園の入園の仕組みを簡単に説明する。

入園を希望する家庭は、希望する園を書いて、区役所に申込を行う。複数の園を優先順位を付けて応募することが出来る。

 

各家庭の状況毎に、区の規定に基づいて点数が決まるので、あとはその点数の高い順から、希望する園が優先して決まっていくという仕組みだ。

 

例として墨田区のサイトを見てみる。私の住んでいる区ではないが、墨田区は待機児童の割合で言うと、高くもなく低くもない区であり、見るのにちょうどいい。

 

以下資料のP19,20にどのような要素で点数、減点されるかが書かれている。

https://www.city.sumida.lg.jp/kosodate_kyouiku/kosodate_site/azukeru/hoikuen/nyuuen/riyou_annai/H30annaiv2.files/R1goannai.pdf

「夫婦ともに正社員で、妻が育休中」という一般的な条件だと42点になる。

 

そして、各園の入所の下限の点数が以下になる。42点の園が多いことが分かるだろう。

https://www.city.sumida.lg.jp/kosodate_kyouiku/kosodate_site/azukeru/hoikuen/nyuuen/shinsei_joukyou/ta80320020170821.files/31.4saiteishisuu_s_s.pdf

 

42点の人が何人いて、どこにも受からなかった人がどれだけいるのかは、残念ながら上記資料には記載されていない。

ただ、それなりの数の保育園を書いておけば、受かる場合が結構多いとは思う。

これは他の区にも当然当てはまる。

 

 

保活でやっておいたほうがいいこと

区のサイトの資料を見て、自分の家庭の点数が何点なのか、その点数が下限となる保育園が自宅の近所にどれだけあるかを確認しよう。

 

そして、その点数で入園できる保育園について、いくつか見学をしておくことを進める。

場所によっては見学を締め切るところがあるので、ここに入れたいという強い希望があるなら、早い内に動いたほうがいい。

 

私は12月から見学を初め、4つの園を見学した。他の人よりも行った時期は遅いとは思う。

 

私が重視したのは以下の点になる。

  • 築年数がそれなりに新しいこと
  • 保育士が若いこと
  • hugnoteというアプリを使っているなど、IT化に理解があること
  • 日当たりがいいこと
  • 卒園アルバムの制作を親がやらなくていいこと

 

幸い、すべての条件を満たす園に入園することが出来た。