エンジニアとパパ育児

都内でエンジニアをしています。妻子あり。主に育児について書いていきます。

旅行は子供がプロジェクトマネジメントを学べるチャンスである

先日、親のエゴで旅行に連れ出されているかわいそうな子供たち、という記事を書いた。

 

今回は子供の教育という観点から、旅行を考えてみたい。

 

moutei.hatenablog.com

 

旅行はプロジェクトマネジメントを学ぶチャンスである

仕事にはプロジェクト定常業務があると言われている。私はエンジニアをしているのでプロジェクトを日頃から行っているが、世の中にはプロジェクトやプロジェクトマネジメントとは無縁の人も多い。

 

プロジェクトマネジメントは多様な能力を身につけることができるため、政府としても注目している。例えば、PBL(Project Based Learning)は、文部科学省が推進するアクティブラーニングのひとつだ。

 

旅行というのは1つのプロジェクトである。いつ行くのか、何を目的にするのか、どこに行くのか、どのような交通手段で行くのか、どんなスケジュールを組むのか、予算はどれくらい必要なのか、考えることは無数にある。

情報収集を行い親に対してプレゼンを行い、評価をしてもらう。

ただ漫然と学校に通うだけでは決してできないような経験をすることが出来るのだ。

 

 

今の時代は共働きの夫婦も多く、ゆっくりと旅行計画を立てるのも一苦労だ。私は子供が旅行の計画を立ててくれたら、それに対して大きな対価を払ってもいいと思っている。

「子供が家事を手伝い親からお小遣いをもらう」という考え方は古い。単純作業を与えては子供の思考力が育たない。成果に応じて対価が変わらないから、子供が本気にならない。

 

旅行を教育の一環と考えてみてはどうだろうか。