株式会社うるるが、子どもの看護や園・学校行事などに参加する際に取得できる「こども休暇」という制度を改良したというニュースがあった。
とても素晴らしい制度だと思うので紹介したい。
どんなニュースか
- 3月まで
- こども休暇は元々制度としては存在していた。
- 勤続1年以上の正社員が取得可能。
- 無給休暇のため、なかなか利用されなかった。
- 4月から
- 勤続年数に関係なく入社初日から取得可能。
- 有給休暇。
- こどもの人数に関係なく、社員ごとに1年に10日間取得可能。
- 日単位ではなく、時間単位での取得可能。
- 4月は対象社員の3割が取得(内訳:男性46.6%、女性53.3%)した。
所感
子育て世代であれば、有休のほとんどが子供の看護などのために消えてしまう家庭もある。そのような家庭にとってこのようなこども休暇はとてもありがたい制度だ。このような制度は是非とも世間に広まってほしいと思う。
日単位ではなく時間単位で取得できるのもうれしい。
実際、子供の看護や通院が必要な場合でも、夫婦で協力すれば片方が1日フルに休まずともそれぞれが数時間負担すればすんでしまうことも多い。
その方が「職場に迷惑をかけて申し訳ない」という気持ちも軽くなり、精神的にも楽だ。
うるるとは
うるるは「労働力不足を解決し人と企業を豊かに」というビジョンを掲げている。
事業内容としては、官公庁や自治体などの入札情報管理サービスや、クラウドワーカーとクライアントのマッチングを行うサービスなどを提供しているようだ。
東証グロースに上場している。
数値的な情報をいくつか紹介する。
- 直近3年間で従業員の数は160%に増加。
- 平均年齢は33.9歳。
- 男女比はほぼ5:5。
- 在宅勤務率は73%。週1出社推奨。
エンジニア向けの採用ページもあり、カルチャー、テック両面についてしっかりとまとめられており、エンジニアとしても好感度が持てた。