2022/6/16に発売された、ロジクール製のMX Master 3sを買ってみた。
価格は約14,000円。これを見て「高い!マウスにそんなに出せるか!」と思った人もいるだろう。でも少し考えてみて欲しい。
会社から支給されたマウスを、特に疑問も持たずに使っている人は多い。でもそれはとても勿体ないことだ。マウスはあなたの作業を大きく効率化する可能性を持っている。
特にこのマウスは値段が高いだけあり、生産性を大きく向上させてくれる。結論から言うと、デスクワークをしている人であれば、絶対に元がとれると断言できる。
公式サイトこちら。
MX Master 3sの利点を箇条書きする。
- マウスを小さく動かしても、カーソルは大きくしかも正確に移動することができる。
- ホイールで大きくスクロールしたい時に、カリカリカリと何回も動かす必要は無く、クル〜と1回回すだけで良い。
- 戻る、進むボタンがあるので、ブラウザに付いている戻るボタンを押す必要が無い。
- クリックした時の音が静かで、「カチ」ではなく「コッ」という音が出る。
軽く自己紹介
エンジニアをしているので、1日中PCを使っている。仕事、プライベートともにMacbook Proを使用。
マウスはMX Master 3sの前は、2015年発売のMX Masterを使っていた。このようにロジクール製品は非常に長持ちする。
もちろんKarabiner-Elementsというキーワードカスタマイズのソフトは入れているし、キーワードショーカットも十分に使っている。
なので、マウスに頼り切っているわけではなく、キーワードにやらせることはキーボードにやらせている。それでもマウスがあった方が作業ははかどる。
マウスを小さく動かしても、カーソルは大きくしかも正確に移動することができる。
マウスの移動速度をマスタマイズ出来ることは、結構知られている。ただ、速度を早くすると狙ったところに止めることが出来ず、結果としてそれなりの速度に落ち着けている人も多い。
MX Master 3sはトラッキング精度が高く、速度を上げても狙った箇所にぴたっと止めることが容易だ。これにより大幅な効率化が可能となる。
精度はDPIという概念で表されるが、MX Master 3sは8000DPIというとても大きな値になっている。素早く目的の場所にカーソルを移動する必要があるゲーミングマウスは、一般的にこの値が高い。
高速スクロール
1秒間に1000行のスクロールが可能になっている。それにより縦に長いWebページなどで目的の箇所まで素早くスクロールすることが出来る。
マウスホイールを何度もカリカリと回す必要は無い。1回クルーっと回せば惰性で回り続けてくれる。スクロール量は回す速度で調整をしたり、目的の箇所になったら指で止めれば良い。
戻る、進むボタン
親指の位置に戻る、進むボタンがある。これにより快適なブラウザジングが可能になる。マウスジェスチャー系のアドオンを入れる必要も無い。
また、親指の位置にもホイールがあり、タブの切り替えや水平スクロールなど任意の捜査に割り当てることが出来る。
クリック音が静か
クリック音がとても静かで、以前のモデルに比べ90%の静音化に成功している。以下の動画を見て欲しい。
前半がMX Master 3s、後半が前モデルであるMX Master 3のクリック音だ。音量を上げないと聞き逃してしまうかも知れないくらいにクリック音が小さいので注意。
こんなに音が違うことに驚かれると思う。
余計な雑音が起こらず、自身の集中を乱すことがない。
また、テレワークのZoom MTG等で、自身のキーボードの打鍵音やマウスのクリック音が他のメンバーにどう聞こえているか、気になる人もいるだろう。そういう人にもお勧めだ。